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パオを始める前からずっと関わってきた女の子(といっても現在は結婚しお子さんもいるのですが)から、久しぶりにメールが入りました。最近は幸せにやっていると聞いていたので、季節の挨拶程度でした。
「お久しぶりです。梅雨に入りましたが、お元気ですか?お忙しいと思うので、暇があったらでいいのですが…。先生は、虐待は虐待を産むと思っていますか?」 「最近、自分の感情がうまくコントロールできない」 「娘に対する態度はまだ感情を抑えられているが、エスカレートしてしまったらどうしようかと不安」 「前に勢い余って思い切り頬をひっぱたいてしまったこともある」 彼女自身が壮絶な(本当に「壮絶」という言葉が相応しいと思います)虐待を経験してきました。そんな彼女が、大切な同伴者を見つけ、子宝にも恵まれました。私が直接関わっていたときもいろーんなことがあった(私がぶーぶー怒っていたことも沢山あったなぁ・・・これは反省・・・)けど、よくここまで来たなぁ・・・本当に矢野さんのバッジじゃないけど「奇蹟」という言葉がぴったりだと思っていました。 でも、もう10年以上経っているのに、虐待の傷痕は彼女をそう簡単には解放してくれないのかも知れません。その影響ではないと思いますが、彼女自身はその影に脅えてしまっています。 とりあえず、今週末に会うことにしました。会ってどうするんだろう・・・何ができるんだろう・・・正直まだ全然何も分かりません。ただ、とりあえず会って、こうしてメールを送ってくれたことに感謝し、話を聞いてこようと思います。そして、あなたを応援する人たちが沢山いることだけは伝えてこようと思います。(濡れ落ち葉) 【子どもセンター「パオ」のサイト→http://www.pao.or.jp/】
by npo_pao
| 2010-07-08 07:15
| パオ弁日記
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Comments(1)
Commented
by
vine
at 2010-07-09 14:40
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濡れ落ち葉さんにほんの一部でも話ができることって、彼女にとっては心の重荷を減らすことができる、すごく大事なことなんだと思います。
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