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いつもパオをさりげなく応援して下さる「あしなが弁護士」・・・高級車に乗ってさっそうと現れ、私に沢山のお菓子や食料などを渡してさっそうと去っていく・・・。かっこいいです・・・そして、いつも本当に感謝、感謝です。
2月にも色々持ってきて下さいましたが、また来て下さいました。 土日は事務は休みだし、私も出たり入ったりしているのに、狙ったように私が事務所にいるときに電話がかかってきます。「はい、◎◎です。今から持って行きますから・・・」・・・何とも自然な感じがまた憎い!! いつも本当にありがとうございます。(naot) #
by npo_pao
| 2010-04-19 12:59
| 事務局便り
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最近、担当事件とか、弁護士会の仕事とかで、東京に行く機会が多くなりました。「ゆりかもめ」に乗ったときは、その人工的な夜景の美しさにびっくりしましたが、見慣れた光景になってきました。
東京に行くたびに、今は東京にいる、以前私が担当した女の子にメールを送ります。送るといっても「げんき?」「彼氏とうまくやってる?」などという短いメールばかりです。そして、少しやりとりをして、「なぁんも役に立たないけど遠くから応援はしてるから・・・」という感じで終わります。彼女がかなりぶれていたときに会おうとしたこともありましたが、東京で彼女に会ったことは一度もありません。電話とメールだけの細い細いつながりです。 彼女を直接担当していたとき、沢山の嘘と気まぐれに振り回されてきました。大人の汚い部分を幼い頃から見せられ続けた彼女です。その中で生き抜いていくための武器の一つだったのかも知れません。その頃は、それを分かりつつも、支援者の私が混乱し彼女に厳しいことを言ったりしたこともありました。それは、実は自分の器の小ささに苛立っていただけだとあとで分かりました。あの頃の彼女に対する態度を思い出すと、本当に申し訳なく思います。 でも、本当にどうなっちゃうんだろう・・・と思っていた彼女が、刹那的ではなく将来を一緒に考えることができる彼氏と出会い(彼とも何度か電話で話しました。逆に彼から相談を受けたりして・・・)、ほんとに気ままだった生活も堅実になってきました。もちろん、そのときそのときでいろんな問題は起こり、その度にメールが来たりすることもありますが、でも、普通の二十歳前後の人たちに起こる問題と同じようなところにまで来たような気がします。 ひとっていいようにも悪いようにも変わっていけるんですね・・・(おいおい、自分を振り返ってみれば一目瞭然でしょ???)。(濡れ落ち葉) 【子どもセンター「パオ」のサイト→http://www.pao.or.jp/】 #
by npo_pao
| 2010-04-19 08:07
| パオ弁日記
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今日は、以前担当して子(といっても成人していますが)と久しぶりに食事をしました。
その子と妹はお父さんからかなり酷い虐待を受けてきました。二人とも今はお父さんからは安全な場所で精一杯生きています。 食事中、幼い頃の話を聞かせてくれました。 小学校の頃、妹さんがお父さんから激しい暴力を受け、体に残った傷が担任の先生の目にとまり、先生が妹さんに尋ねたことがあったそうです。間違っても「お父さんに殴られた」など言おうものなら、そのあとどんな暴力が待っているか分かりません。妹さんは、とっさに「お姉ちゃんと喧嘩して殴られた」と答えました。 その話が、彼女の担任の女の先生に伝わったそうです。放課後、彼女は先生に残るように言われました。彼女は、きっと怒られるんだろうなと思ってました。二人きりになったとき、先生は彼女に対し、「何も言わなくてもいいよ。先生は信じてるから」「泣きたいときは泣いていいんだからね」と話してくれたのです。彼女は大泣きし、先生にずっと抱きしめられていました。彼女は、今でもその先生の胸の温かさを覚えているといいます。 弁護士的には、何で児童相談所に通報しない?保護されるようにしない??なぁんて思ったりもしますが、でも、そうやって彼女を心配している大人がいてくれると感じられたことが、彼女にとってどれだけ大きかったことでしょう。素敵な女性になった彼女の話を聞きながら、そんな大人が一人でも多くなればいいなぁと思います(まず、おめぇ~がなれ!!・・・あっ、はい・・・)。(迷探偵コンナン) 【子どもセンター「パオ」のサイト→http://www.pao.or.jp/】 #
by npo_pao
| 2010-04-16 22:36
| パオ弁日記
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Hくんと再会して、二人ともかなりおっさんになりましたが、でも、Hくんは自分にとってやはりあのころのHくんでした。いたずら好きで、シャイで、優しくて・・・。
いろいろやったいたずらを語り合っていたら、いやいやどんどん出てきます。正直、とてもここに書けないようなことも沢山出てきました。今から振り返ったら「いじめ」と取られても仕方ないよな・・・っていうものもありました。もうおそいけど、二人で心の中で謝りました。 こんなやつらがいまは医者と弁護士をやってるんだもんね・・・。でも、Hくんはほんと人には見せませんが、色々と苦労してきました。Hくんの苦労に比べれば、私のちょびっと殴られ人生なんて可愛いもんです。そんな苦労があるから、患者さんに対して優しく接する素敵な医者になりました。ええ話や・・・。 ほんと十何年ぶりにでも会えてよかった・・・彼のおかげでまた気合いを入れて頑張れます。(天才バカベン!!) 【子どもセンター「パオ」のサイト→http://www.pao.or.jp/】 #
by npo_pao
| 2010-04-16 22:04
| パオ弁日記
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だんだん書くとまずいところに入りつつあるので、そろそろ止めたいと思います(アンコールがあれば考えます・・・なぁんて・・・)。
これも寮からの帰省途中の話です。寮からは電車で帰るのですが、途中瀬戸内海の海岸沿いを走るところがあります。私はこの光景がとても好きでした。 ある時、突然、Hくん、何を思ったか、「海で泳ごう!」と提案。って、当然、海パンも着替えもバスタオルも持っていません。でも、ほんと若気の至りですね。即断です。 あのときは、5~6名くらいいたと思います。途中下車して、海岸にまでおりていき、みな素っ裸になり海に入っていきました。何が楽しいやら、とにかく大はしゃぎでした。 電車が通る度に、みなで潜水して電車が通り過ぎるのを待ちました。前にも書きましたが、私の行っていた学校は、下校途中参考書購入のための本屋以外は寄り道は厳禁なのです。素っ裸で海で遊んでたなんて分かった日にゃあ、多分停学では済まなかったと思います。私たちは高校生にもなってみなイガグリ頭だったので、電車から誰かが見つけるのではないかと怖れたのです。 そんなところに、潜って海草かなにかを採っていた人が寄ってきて、「おい、ぼうず、その辺、潮が速いから気を付けろや」と・・・。確かに、はしゃいでいたので気付きませんでしたが、鞄や学生服(やパンツ)を置いていたところからは相当離れてしまっていました。「やばい・・」皆頑張って泳ぎましたが、なかなか荷物のところに辿り着けませんでした。 この日は何とか見つからずに楽しい一瞬を終えることができました。(天才バカベン!) 【子どもセンター「パオ」のサイト→http://www.pao.or.jp/】 #
by npo_pao
| 2010-04-16 21:47
| パオ弁日記
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