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highschool jail とは言い得て妙ですが、とにかくどつかれまくった悲惨な高校生活の中で、Hくんとのいたずらの日々は私の本当に救いでした。
まだ、高校1年生になったばっかりだったと思います。私たちは寮生活をしていたのですが、週末に帰省することになり、途中でみんなでその地域で一番栄えていて人が集まる駅で降りました。すると、Hくん、突然、「そごう(百貨店)に買い物があるから」と妙に真面目な顔で言い出しました。そこで、みんな揃ってそごうに行ったのです。辿り着いたところは、おもちゃ売り場。Hくんが手に持っていたのは、「禿げかつら」・・・。 それを持って、センター街という平日でも人でごった返す場所に来ました(しかも、土曜日だったので、無茶苦茶人がいました)。そこで、じゃんけんで負けたヤツがそれを被って歩くことになりました。このとき、だれが負けたのかはちょっと覚えていません。Hくんでなかったことだけは確かです。負けた子は「禿げかつら」を被り、その上に学生帽を被りました。するとどうでしょう・・・ハゲの部分はうまく帽子で隠れ、帽子の後ろから「かつら」についている髪の毛が出て、まるで、無精な髪の毛の学生という感じになりました。これなら、まぁ、ちょっと恥ずかしいけど沢山人がいても歩ける・・・じゃんけんで負けた子はそのまま私たちと一緒に歩いていました(ちなみに、うちの学校はみな5分刈りでした・・・高校球児でもないのに・・・)。 ちょうど私たちの前に一組のカップルが来たとき、Hくんは「禿げかつら」を着けている子の帽子の後ろをぴっぴっと後ろから引っ張ったのです。すると、帽子は見事に頭の上でぱたんぱたんと上下したのです。突然のことに、カップルの彼氏はボー然とし、彼女は座り込んで大爆笑・・・。 そのあと、次にじゃんけんで負けたHくんは、途中まで同様に帽子を被っていましたが、突然、帽子をとり、「禿げかつら」を着けたまま、「うぉぉぉぉぉぉ・・・・」と叫びながら、センター街を駆け抜けたのでした。人で一杯のセンター街の中でHくんが走っていく方向だけ、モーゼの奇蹟のように道が開けていきました。(天才バカベン!!) 【子どもセンター「パオ」のサイト→http://www.pao.or.jp/】
by npo_pao
| 2010-04-12 21:24
| パオ弁日記
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