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昨年末のことですが、夜電話がかかってきました。パオの子ではないのですが、私が以前担当していた子(といっても成人し結婚しています)からでした。日頃からメールのやりとりは結構やっているのですが、電話がかかってきたのは久しぶりでした。電話は明らかにパニクっていました。
ちょっとしたトラブルから始まったのですが、最近夫との関係も余りうまくいっていなかったようで、どうしていいか分からなくなり思わず電話を掛けてきたようでした。電話では要領も得なかったことから、直接会って話をすることにしました。 2日後直接顔を見せたときにはある程度落ち着いていました。色々話をする中で、数日でも少し距離を置いてゆっくり時間があった方がいいように思えました。しかし、彼女は親からの虐待で家を離れ施設で育ってきました。実家のような場所がありません。もちろん育った施設は今でも色々相談に乗ってくれるのですが、宿泊はできず、数日ゆっくり考えるという環境にはありません。 こういう時って実家のような場所があるといいなと思いました。担当している子は親がいてもそこには帰れない子も多いので、なんかいい方法はないものか・・・今年のテーマになるかも知れません。(濡れ落ち葉) 【子どもセンター「パオ」のサイト→http://www.pao.or.jp/】
by npo_pao
| 2015-01-05 06:14
| パオ弁日記
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