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みなさま、あけましておめでとうございます。
本年もどうぞ子どもセンターパオを、そして、このパオブログをよろしくお願い申し上げます。 さて、今日、離婚事件の父子面会に立ち会ってきました。私はお母さんの代理人です。 母子は住所を秘匿している関係もあり、今の時点での面会交流はどうかと思いましたが、中学生の2人の子どもたちの一人が父親に言いたいことがあると言い、もう一人は家に置いてきた犬に会いたいということだったので、私の立ち会いを条件に面会交流を行うことにしました。 公園で面会することになっていたのですが、実際に行ってみると、父親は寒いので自分の車の中で子ども一人ずつと話をしたいと言い出しました。子どもたちは寒くないと言っているので、外でも大丈夫と話しましたが、「こんな寒いのに子どもをそんな目に遭わせるのか?」と言われてしまい、私が立ち会うことを条件に車の中で話をすることを了解しました。子どもが助手席に座り、私がその車の後部ドアを開けようとすると、「この車は他人は乗せないことにしている」と言い始めました。立ち会いでということで承知した話をすると、後部ドアを開けておくので、外から聴けばいいとの回答。事前の打ち合わせと違っているので引き上げようかとも思いましたが、折角ここまで来た子どもたちの気持ちも考え、外から様子を伺うことにしました。 それぞれの子どもと約1時間ずつ、子どもの気持ちを聴くといいながらほぼ8割以上は父親の話でした。子どものためといいながら、全然子どものためになってないなぁと思いながら、寒空の下2時間余り後部ドアの外から様子を見ていました。 ようやく父子面会が終わり、私の車レガ氏で帰る途中、父親に言いたいことがあると言っていた子に、「ちゃんと話できた?」と尋ねました。すると、「全部が全部言えたわけでないし、相手(父)がどれだけ理解してくれたかは分からないけど、ある程度は言いたいことは言えた。正直言って助手席に座っていたとき手が震えていた(この子曰く、これまでも父親から身体的精神的暴力を受けてきた)。弁護士さんが近くにいてくれなかったら、今までの通り、きっと殆ど話せなかったと思う。近くにいてくれて助かった。」と話してくれました。 その話を聴いて、後部ドアの外でくしゃみばかりしていた私(実は風邪気味で少し熱もありました)でしたが、それなりに意味があったんだなと急に元気になりました。現金なものです。 今年もこんな感じで行きそうです。どうぞよろしくお願いします。(naot)
by npo_pao
| 2020-01-04 19:23
| パオ弁日記
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