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![]() この日は、「子どもを理解するために~付添犬の取り組み」と題して、楓の丘こどもと女性のクリニック院長の新井康祥Drにお願いしました。 新型コロナウィルスで緊急事態宣言が出ている状況で、最後まで実施するかどうか悩んでいましたが、感染対策を万全に行うことで実施することにしました。 100名会場のところを50名までとしていたのですが、48名の方が参加してくださいました。 新井Drのお話は、発達の凸凹の話、子ども虐待の話、自殺に関する話などを交えながら、なかなか掴みにくい子どもの心の叫び声を聴くことについて解説してくださいました。新井Drは、付添犬(被害を受けた子どもが、安心して自分の受けた出来事について、他者(司法関係者・医療従事者など)に伝えられるよう手助けをする犬)の普及活動もされており、緊張した場面で自分の本当の想いを伝えられるか不安だった子どもが付添犬がそばにいてくれたおかげで想いを語ることができた話なども紹介してくださいました。 内容的にはシビアな話も多かったのですが、新井Drの優しい語り口で和やかな雰囲気でパオなひと講座は終えることができました。 新井Dr、本当にありがとうございました。(いじけん坊将軍) #
by npo_pao
| 2021-02-28 19:15
| パオ弁日記
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1月27日の多田代表の講義を皮切りに毎週水曜日の夜実施されてきた今年度のパオのボランティアスタッフ養成講座・・馴れないリモートに悩まされながらも、なんとか続いています。第2回は「ぴあ・かもみーる」の施設長さんとパートナー弁護士で若手のホープである北川弁護士のトーク・・日々の子どもたちの対応に奔走されながらも、パオの理念を忘れずに関わっていくことの大切さを改めて学びました。第3回は、名古屋市中央児童相談所の忠平さんの講義・・児童相談所の役割や具体的な関わりなどを教えて頂きました。忠平さん、ありがとうございます。
第4回は、パオの理事でもある坂鏡子さんのお話です。坂さんのお話は毎年評判の講義の一つです。私ももう何年も聞いていますが、毎回新鮮です。 そして、2月21日には、「パオなひと講座」が、イーブルなごやにて13時30分から行われます。講師は、楓の丘こどもと女性のクリニック所長の新井康祥医師です。「子どもを理解するために~付添犬の取り組み」と題して、いま話題になりつつある付添犬をはじめてとして子どもの心に寄り添いながら活動する児相精神科医のお話をお聞きしたいと思います。ご関心ある方は是非ご参加頂けますと助かります。(アルチューハイマー) 【子どもセンター「パオ」のサイト→https://www.pao.or.jp/】 #
by npo_pao
| 2021-02-14 21:03
| パオ弁日記
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きょうから今年も始まりました・・・「パオボランティア養成講座」。
今週から原則毎週水曜日の夜に行われます。 新型コロナウィルスの影響で原則リモートです。 きょうは多田元理事長から、「子どもが主人公 子どもセンター「パオ」がめざすもの」と題して、子どもの権利の話、パオの成り立ちの話、パオの理念などを話していただきました。 つい先日までリモートの会議にも参加されなかった多田さんが、パワポを駆使しバッチリのリモート講義・・・びっくりしたぁ。 いつものダジャレに対する参加者の反応が読めず戸惑っていましたが、こういう講義もいいなぁなんて思いながら見ていました。 参加者のみなさん、これから毎週リモートでお会いしましょう!(naot) #
by npo_pao
| 2021-01-27 20:29
| パオ弁日記
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今日はパオの立ち上げの時からずっと一緒にやってきた仲間の弁護士(後輩です)の命日です。
ADHDを自認する私が「思い立ったら吉日」とばかりに後先考えずに動こうとするのを、彼はいつも穏やかにたしなめてくれていました(後輩なのに私より人間ができていた)。 子どもの権利のためにほんとに奔走していた人でした。 いまでも何かあると彼のことを思い出す(もう契約解除されているだろうのに、未だに携帯電話のアドレスを消せずにいます)し、パオのメンバーと話していてもいまでも話題に出ます。 何度かお墓参りには行かせてもらっていたのですが、ここ数年はなんやかんや言ってサボっていました。 昨年は新型コロナのこともあったけど、新しいパートナー弁護士も増え、パオのスタッフさんの構成も大きく変わり、パオの理念は保ちながらも新しいパオを作っていく時期でもありました(自分は旧態依然のままですが)。 そのことを報告したく、命日の今日、お墓参りに行ってきました。 もう9年になりますね。この間、パオもいろいろ変化を遂げてきました。でも、みんなで喧々諤々と議論してパオを立ち上げたときの想いはいまも脈々と保っていますよ。どうぞこれからもパオを見守っていて下さい(ついでに、相変わらずダメダメくんの私のことも見守って下さい)・・・・。 お墓に行くまでの間降っていた雨がいつの間にかあがっていました。また、会いに来るね。(ダメダメ弁護士) #
by npo_pao
| 2021-01-16 21:38
| パオ弁日記
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相変わらず20歳直前で家を飛び出してくる子が沢山相談に来ます。
18歳を超えてから虐待を理由に飛び出してくる子に対しては、児童相談所は緊急に一時保護をすることはできません。 18歳を超えた子が児相に相談に行っても門前払いされたという話をよく聞くのはそういうことも影響しているように思います。 でも、本当は、児相が18歳を超えるからといって、被虐をカミングアウトしてきた子の話を聞かないのは間違いです。必要があれば、18歳を超えていても未成年後見人の選任をしなければなりませんし、私たちの施設のような自立援助ホームを子どもが利用しようとするときも児相は関与することになります。或いは、親権の停止や喪失をすべき場合には、その子が18歳を超えていても児相は親権停止や親権喪失を申し立てるということになります。だから、単に18歳になっているからと言って、門前払いされるというのは間違いで、その子の要望をよく聞き、児相の権限としてできることがあるのかを検討することが児相には求められています。 一方、18歳を超えた子どもの場合は婦人相談所(女性相談センター)が絡むことも多いです。ですが、未成年の子が女性支援施設を利用しようとすることに対しては躊躇されてしまうケースが散見されます。未成年である故親権者が親権を主張してきたときにうまく対応できないと思っているのではないかと感じています。 民法では、「未成年者が法律行為をするには、その法定代理人の同意を得なければならない」(第5条1項本文)、「(これに)反する法律行為は、取り消すことができる」(第5条2項)とされています。 でも、一方で、「単に権利を得、又は義務を免れる法律行為については」法定代理人の同意を得る必要はありません(第5条1項但書き)。女性支援施設の利用はこの但書きに該当すると考えられます。また、そもそも親の虐待から逃げてきているのですから、子どもを連れ戻そうとする親権の行使は濫用に当たると思います。 だから、虐待を理由に逃げてきた18歳を超えた未成年の子が女性保護施設を利用することに、行政は躊躇する必要はないのです。 成人の女性がDVを理由に逃げてきた場合、加害者の言い分も聞かなくても保護する女性保護機関が、未成年者であるが故に、親からの虐待を理由に逃げてきた成人直前の子を保護することに躊躇するというのはなんともおかしな話だなといつも思います。 18歳、19歳で家を飛び出してきた子の話を聞くと、本当は成人してから飛び出そうと決意しずっと親からの虐待に堪えてきたけど、我慢の限界を超え成人を待たずに飛び出してきちゃったという話が殆どです。そんな子どもの切なる思いを受け止めて踏ん張ってもらいたいなぁと、今日も酒に酔っ払いながら愚痴る私なのでした・・・。(アルチューハイマー) #
by npo_pao
| 2021-01-15 22:30
| パオ弁日記
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